文学・評論 外国の著者13

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ニルスのふしぎな旅 上
現代風の訳でとてもいいです。残念なことに本が厚すぎて読みづらいです。 2冊に分かれていたら、星5つですが、厚いので子供へのプレゼントには、 ちょっと考えさせられます。私は、2つに切って製本し直して、......
ポルトガリヤの皇帝さん (岩波文庫)
読んでいて一瞬、セルバンテスの『ドン・キホーテ』ではないかと思いました。確かに娘の出稼ぎによってヤンの気はおかしくなりますが、けれども娘に対する愛情は15年間という別れでもあっても不変という美しい......
キリスト伝説集 改版 (岩波文庫 赤 756-1)
初めて読んだのは中学生の頃。「わが主とペトロ聖者」と芥川龍之介の「蜘蛛の糸」との共通点に、キリスト教も仏教も根底に流れるものは同じなのかな、などと思った記憶がある。 伝説集は馬小屋でのイエスの誕生に......
誇りと抵抗―権力政治(パワー・ポリティクス)を葬る道のり (集英社新書)
「西側先進諸国のみなさんは、傷のあるマンゴーや、蚊が食った跡のあるバナナや、数匹のゾウムシが混じっている米は食べない。ところがわたしたちは、蚊が食っていようが、たまにゾウムシが顔を出そうが気にしない......
帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ― (岩波新書)
僕は、アメリカ式のやり方が嫌いです。特に息子ブッシュ政権の行動に強く反対したいです。 この本は、そんな僕の気持ちをすっきりと表現してくれます。 アメリカの帝国主義・経済優先主義には、多くの第三世界......
わたしの愛したインド
これは(原著1999年刊)、インド西北部を流れるナルマダ河の巨大ダム建設について糾弾の書であり、また、インド・パキスタン両国における、あるいは世界規模で繰り広げられている軍事核競争についての厳しい反......
小さきものたちの神
読んだ後で心の奥底に何かを感じさせる本です。目には見えない、強く、美しく、そして悲しい、情熱的な何かです。心で感じる本だと思いますが、著者のアルンダティ・ロイがどのような女性なのかをお知りになると良......
ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)
むかし読んだ時も思いましたが、ヘンリー卿は やっぱアホです(笑) なかなかデカダンなキャラです。 しかし、風刺が効いていて名言も多いのは事実。 現代でいえば、援交してる中年の管理職みたいな おっさん......
幸福の王子
三十路も過ぎて、この名著を初めて読みました。 きれいな装丁に惹かれ読んでみたのですが、 涙ぐんでしまいました。 真の意味での幸福とは…ということを考えさせられる 美しい童話です。大人にも子供にも読ん......
幸せな王子
恥ずかしい… 子供の頃読んで、 絵本じゃなく小説で読んだこともあって、 何度も読んだ絵本。 買おうと思って久しぶりに読んでみた。 子供がワイのワイの騒いでる絵本コーナーで 鼻スンスンいわせなが......
カンタビルの幽霊 (洋販ラダーシリーズ)
洋版ラダーシリーズは,英語のトレーニング材料には最適です。この本は,Level1ではありますが,TOEICリーディングスコアが250点以下の人には,合計で400点あってもお勧めします。 リーディング......
幸福の王子
時を置いて読み返しても、失いたくない人間の優しい心がここにあります。この王子のような、神様のような存在であり続けるのは難しい。でも、憧れます。 ツバメは、自分が今までどおりのいのちを守りたいのであ......
The Young King and Other Stories
表紙や本の題からの第一印象は、「内容は固すぎて、おもしろみが欠けるのでは?」というものであった。しかし、実際に読み始めると、それぞれの物語は短いが、登場人物の“悲しみ”を感じることができる内容の深さ......
理想の結婚 (角川文庫)
ブランシェット主演の映画版は、見たのは憶えてる、面白かったという記憶もある、でも内容はぜんぜん憶えてない。こういうことは自分にとって珍しい。しかし、それゆえに、まっさらな気持ちでこれを読むことができ......
ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー)
この小説集には子供も普通に読む小説が入っている。裸体の登場人物はいてもそれにこだわっていないから通常人にはよく考えてみないとそれと解らない。「モーリス」もそうだが、性愛者に美的センスはあっても自分と......
幸福な王子 (妖精文庫)
この本の表題作である「幸福な王子」。これは悲劇である。小さい頃に初めて読み、幼心にも人間の愚かさが理解できて悲しい気持ちになったことをよく覚えている。そのころよりも少し成長した今、もう一度この本を開......
ジャガーの微笑―ニカラグアの旅 (越境の文学 文学の越境)
著者は、気取りのない眼で革命真っ最中のニカラグアを見つめる。人と忌憚なく話をし、意見を交わす。思ったことを素直に、簡潔な文章で、力強く著している。政治・経済・文化、あらゆる観点から見て著した文章は、......
悪魔の詩 下
この本にイスラム教を信じる人にとっても、イスラムに反対な人にとっても所々面白い部分があるが、novelとしてのスタイルがストレートしすぎる。イスラム教でホリーな名前などを直接使い、歴史的も社会的もモ......
悪魔の詩 上
〜この本の日本語翻訳版は二重の不幸をしょっています。まず、例のホメイニ騒動による不幸、そして、翻訳のあまりの酷さによる不幸、の2つです。あれだけ話題になった(さして難解ではない)本がついに日本国内で......
恥 (Hayakawa Novels)
話は余りにもどろどろしていて、毒々しいのですが、主人公の一人であるオマール・カイヤーム・シャキールさんが何だか可愛らしく思えて来るのが不思議です。こういうところがサルマン・ラシュディ氏の天才であり魅......
真夜中の子供たち〈下〉 (Hayakawa Novels)
疑いようのない傑作です。 インド独立と同時に生を受けた主人公の半生を軸にした物語なのですが、露骨に寓喩的な設定にもかかわらず、逸話、メタファーの氾濫でそんなことは忘れてしまいます。 インドとパキス......
真夜中の子供たち〈上〉 (Hayakawa Novels)
疑いようのない傑作です。 インド独立と同時に生を受けた主人公の半生を軸にした物語なのですが、露骨に寓喩的な設定にもかかわらず、逸話、メタファーの氾濫でそんなことは忘れてしまいます。 インドとパキス......
The Ground Beneath Her Feet
サルマンラシュディがロックンロールについて語るなんて、それも小説で。私には物凄い驚きでした。でも、中身は私なんかの期待を遥かに超える、そう徹底的にラシュディ的にぶっとんだ、とんでもなく凄いお話でした......
ドクター アロースミス (地球人ライブラリー)
医者や製薬会社は本来、患者を助けるべき職業や企業である。ところが、金に目 がくらんで暴利を追及する余り、医者と製薬会社が結託して、副作用の強い薬や 余り効き目のない(いかがわしい)薬を開発、販売、患......
シェリング
これまでシェリングはフィヒテやヘーゲルともに一緒くたに語られることが多かった。しかし近年その独自性が注目され、日本でも著作集が刊行されています。 さて本作はハイデッガーの『シェリング講義』ととも......
大学の理念
本作は第二次大戦終結の翌年1946年刊行された。荒廃したドイツを立て直すためには何よりも若者を育成すること、つまり大学の再建が不可欠であった。こういった心情はフィヒテの『ドイツ国民に告ぐ』などを読......
戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)
本作では主として「戦争責任」を問題としていますが、戦争責任にとどまらず責任一般の哲学的考察といえると思います。 たとえば電車の中で酔っぱらいに絡まれている人を見てみぬ振りをしたとき、刑事的な責任......
哲学2 実存開明
初めて読んだのは、22,3の頃でした。暗黒の世界から1点のほのかな光を見落とさない、ヤスパースの静かな心を感じました。僕の世界では、頂点にたつ1冊です。一年ぐらい前に再度購入しましたが、ずいぶんと高......
腐食―ある女の手記 (岩波文庫 赤 27-3)
抗日下の重慶を舞台に、人生の紆余曲折の果てに、何やら怪し気な指令を受け取って活動するようになった女性の内面を綴った手記。首都とはいえ、上海(当時は日本占領下)などに比べたら田舎であり、国共合作下の政......
赤毛のアン
孤児のアンが、マシューの家にきて起こす騒動のものがたり。 勉強熱心なAnneの物語なので、お子さんが勉強するきっかけになれば。 挿絵は好きずきなので、実際に手にとって決めるのがよいと思います。 あ......
赤毛のアン (ポプラポケット文庫 (408-1))
児童文庫なので、それなりにはしょりがあるのはしかたないと思いますが、 これで「赤毛のアン」を読んだと思われてもなあ・・・・。 できればこどもには与えたくないかも。 こどもって、いくら、はしょり本を読......
アンの青春 (集英社文庫)
松本訳『赤毛のアン』が良かったので、読んでみました。 アンがアヴォンリーで先生として働いて暮らす2年間。 『アンの青春』って、こんなにいい小説だったのか・・・と 新鮮で、幸福で、深い余韻が残りまし......
アンの愛の家庭 (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン)
読んでびっくりしました。子供の頃の、村岡花子先生訳の「アンの愛の家庭」には載っていなかったエピソードがあった・・・!そのエピソードが出ているだけで、買った価値がありました。アンシリーズの一冊というと......
赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン)
はじめて読んだ赤毛のアンが、この完訳シリーズのものでした。 そして数年後に本が欲しくなり、訳者さんが分からずに、別の方のを買いました。それは、かなりエピソードが省かれていて、がっかりしてしまい… 2......
アンの夢の家 (シリーズ・赤毛のアン)
アンは20代の後半。同い年のギルバートは社会人としては新人。アンは主婦業にすっかり順応して、少々退屈な生活を送っているようです。その代わり、周囲の人間関係は百花繚乱。太陽の女神フィリパが、宣教師であ......
野生の呼び声 (名作再発見シリーズ)
精密で素敵なイラストのせいでしょうか?解説があるせいでしょうか?判り易く、ドラマチックで面白く、いっき読みしてしまいました。まるで映画を観ているような感覚でした。 が、ゴールドラッシュに群がる......
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